ガジェット系スラング解説「茸・庭・禿」

ガジェット系スラング解説『茸・庭・禿』とは

ガジェット界隈なら当たり前でも一般的には「？」な用語、いわゆるガジェットスラングを解説するコーナー！！
知っていなくても困る事はないですが知っていれば世界が少しだけ楽しくなるかも？

今回解説するガジェットスラングは『茸・庭・禿』

キャリアを表わすスラング

SNS等でスマホのことを調べていて「茸の機変で◯◯が4K」「ヨドの庭に◯◯入荷してた」「俺の家は禿の掴みが悪い」etc…と、こんな感じのよく分からない文章を見掛けて「？？」となった経験はございませんか？
ではこれらの例文を訳してみましょう。

茸の機変で◯◯が4Kだったよ

• ドコモの機種変更で〇〇が4000円だったよ

ヨドの庭に◯◯入荷してた

• ヨドバシカメラのauショップに〇〇が入荷してた

俺の家は禿の掴みが悪い

• 俺の家はSoftBankの(電波の)掴みが悪い

はい、ということで皆様もうお分かりですよね？

ということです。

何故そう呼ばれるのか

ではなぜガジェット界隈でキャリアをそういうスラングで呼ぶようになったのか…その由来に踏み込んでみましょう。

なぜドコモは茸なのか？

これはもうお分かりですよね？そうですドコモのマスコットキャラクターであるドコモダケが由来となってます。

ちなみに余談ですが2005年に登場したドコモダケは年々種類が増えて行き、現在ではチチドコモダケ・ハハドコモダケ・チュウガクドコモダケ・ショウガクドコモダケ・ジージドコモダケ・バーバドコモダケ・ムスメドコモダケ・カレシドコモダケ・ベイビドコモダケ・コドモダケ(モモコドモダケ/キイコドモダケ/ソラコドモダケ)の12種類からなる『ドコモダケファミリー』となっております。

※ドコモダケ公式HP http://docomodake.net/top.html

なぜauは庭なのか?

「庭？」「庭？」「庭…ですか？」「ワニじゃなくて？」「庭…」携帯を庭って考えたら楽しくなってきた──auの庭でau by KDDI

2008年に嵐をイメージキャラに起用し放送されたこのCMを覚えていませんか？当時放送されたCMの1つを文字におこしてみたんですが…まぁ、意味不明ですよね。という感じで当時のキャッチフレーズである「auの庭」の意味不明さが話題となり、すっかりauのスラングとして定着してしまいました。

もし「携帯を庭って考えたら楽しくなってきた」なんて友達から電話が掛ってきたら普通に『頭大丈夫？』って心配になりますよね…(汗)

※Officialが無いので気になる方はYouTubeで【auの庭】と検索してみて下さい。

なぜSoftBankは禿なのか？

禿がSoftBankを表わすスラングだとネタばれした時点で由来の説明は不要だと思いますので…

詳しい説明は省略させていただきますね….。その代わりといいますか、今だとご存知ない方もおられるかもしれませんので、SoftBank社長である孫正義さんの歴史的ツイートのをご紹介しておきます。

「髪の毛の後退度がハゲしい」
というツイートに対し
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」
という見事な切り返し。

髪の毛が後退しているのではない。
私が前進しているのである。
RT @kingfisher0423: 髪の毛の後退度がハゲしい。

— 孫正義 (@masason) January 8, 2013

ユーモアと器のデカ差が半端ないですね！！

他にもあります

茸・庭・禿は現在でもバリバリ使われているスラングなので見掛ける機会も多いのですが、昔はけっこう使われたけど今はあまり使われない、またはマイナー過ぎて使われることがあまりない…といったスラングもございますので軽く紹介しておきましょう。

芋＝Emobile
猥＝Y!mobile
鼠＝Disney Mobile
悠久(有給)＝UQ Mobile
糞＝WILlC●M

略称の由来はもうそのまんまなので説明不要だと思いますので省略させていただきます…特に最後…

最後に…

以上のスラングはSNSで携帯電話関連(特に携帯全般の買取情報)の検索をするとかなりの確率で出会うと思いますが、これでもう大丈夫ではないでしょうか？

ご自身が発信する場合は無理して使う必要はないと思いますので、単純に知識として留めておいていただければと思います。

最後の最後に…

この記事はあくまでスラングの解説であってキャリアを貶める意図で書いたわけではございません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。