話題の新機種Googl Pixel 8 / Proはナニが凄い?

~Pixel 6シリーズ・Pixel 7シリーズと比較してみた~

今や飛ぶ鳥を落とす勢いのGoogle Pixelシリーズですが2023年モデルのPixel8シリーズが遂に発売されました!!

Pixelシリーズは2023年第2四半期(4〜6月)の国内市場での出荷台数ベースのシェア率がAppleに次ぐ2位にまで上昇、AndroidとしてはGalaxyやXperiaに大差をつけています。

そんな人気スマホの最新モデルを前モデルと比較してどこがパワーアップしたのか?

流石に全てを事細かに書くと読むのが疲れると思いますので要点をピックアップして解説していこうと思います。

OSと本体性能

モデル Pixel 8
Pro
Pixel 8 Pixel 7
Pro
Pixel 7 Pixel 7a Pixel 6
Pro
Pixel 6 Pixel 6a
リリース 2023年
10月12日
2022年
10月13日
2023年
5月11日
2021年
10月28日
2022年
7月28日
OS Android14~ Android13~ Android12~
OSアップデート
保証期限
2030年
10月(7年間)
2025年
10月(3年間)
2026年
5月8日(3年間)
2024年
10月(3年間)
2025年
7月(3年間)
セキュリティアップデート
保証期限
2030年
10月(7年間)
2027年
10月(5年間)
2028年
5月7日(5年間)
2026年
10月(5年間)
2027年
7月(3年間)
SoC Google Tensor G3 Google Tensor G2 Google Tensor
メモリ 12GB LPDDR5X 8GB LPDDR5X 12GB LPDDR5 8GB LPDDR5 12GB LPDDR5 8GB LPDDR5 6GB LPDDR5
ストレージ 128GB/256GB/512GB/1TB 128GB/256GB 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB 128GB 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB 128GB
UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1 UFS3.1
オーディオ ステレオ スピーカー
マイク 3 基
ノイズ抑制
空間オーディオ
ステレオ スピーカー
マイク 3 基
ノイズ抑制
空間オーディオ
ステレオ スピーカー
マイク x 2
ノイズ抑制
ステレオ スピーカー
マイク 3 基
ノイズ抑制
空間オーディオ
ステレオ スピーカー
マイク x 2
ノイズ抑制
サイズ 高さ 162.6mm
幅 76.5mm
厚さ 8.8mm
高さ 150.5mm
幅 70.8mm
厚さ 8.9mm
高さ 162.6mm
幅 75.9mm
厚さ 0.3インチ
高さ 154.9mm
幅 74.8mm
厚さ 0.3インチ
高さ 152mm
幅 72.9mm
厚さ 9.0mm
高さ 163.9mm
幅 75.9mm
厚さ 0.4インチ
高さ 158.6mm
幅 74.8mm
厚さ 0.4インチ
高さ 152.0mm
幅 72.9mm
厚さ 0.35インチ
重さ 213g 187g 212g 197g 194g 210g 207g 178g
バッテリー 5,050mAh 4,575mAh 5,000mAh 4,355mAh 4,385mAh 5,003mAh 4,614mAh 4,410mAh
24 時間以上持続可能
(バッテリーセーバーで
最大 72 時間使用可能)
急速充電
ワイヤレス充電
バッテリー シェア
24時間以上持続可能
(バッテリーセーバーで
最大72時間使用可能)
急速充電
ワイヤレス急速充電
バッテリー シェア
24時間以上持続可能
(バッテリーセーバーで
最大72時間使用可能)
急速充電
24時間以上持続可能
(バッテリーセーバーで
最大48時間使用可能)
急速充電
ワイヤレス急速充電
バッテリー シェア
24時間以上持続可能
(バッテリーセーバーで
最大72時間使用可能)
急速充電
生体認証 指紋認証 / 顔認証 指紋認証 / 顔認証 指紋認証

OSとセキュリティのアップデート保証

Pixel6シリーズ・Pixel7シリーズ共にOSアップデート保証3年間/セキュリティアップデート保証5年間でしたが、Pixel8シリーズはどちらも7年間と破格の保証期間になりました。

この長期アップデート保証は、OS・セキュリティ共に長期間アップデートが提供されるiPhoneシリーズや、4世代OSアップグレードを謳うGalaxyシリーズに対抗したものだとは思いますが、性能やバッテリー等は時間が経てば劣化するものなので「そこまで長くする必要はないのでは?」という意見も一部見られます。まぁ長くて困る事はないんですけどね。

SoCの性能

Pixel6シリーズ以降自社製のSoCである「Google Tensor」を搭載。Pixel8シリーズに搭載された3世代目となるTensor G3はこれまでの8コア構成から9コア構成になり、前モデルのTensor G2と比べ20〜25%程性能が向上したといわれています。

ただし、ベンチマークスコアで計測された数値では同世代のSnapdragon最上位モデルには及ばないといった結果が出ているので「現状最強SoC」が搭載というわけではありません。

メモリ

Pixel8シリーズのメモリは6/7シリーズ同様にスタンダードモデルが8GBでプロモデルが12GBという構成ですが、メモリの規格がLPDDR5からLPDDR5Xにバージョンアップしています。

LPDDR5XはLPDDR5の改良版でデータ転送速度は最大33%アップし、電力効率は最大24%向上していると言われているので、容量は据え置きでもけっこうなパワーアップといっても問題ないでしょう。

ただし2023年に発売されているAndroidスマホのフラグシップクラスはほぼLPDDR5Xを搭載しているので他社と比べて抜きん出ているわけではありません。

ちなみにiPhone15シリーズは前モデルから据え置きで、LPDDR5のままだとか…

ストレージ

Pixel6/7のプロモデルのストレージは128GB/256GB/512GBの3種類で国内版では512GBの取り扱いが無いという構成でしたが、Pixel8のプロモデルは128GB/256GB/512GB/1TBの4種類で国内版は1TBの取り扱いが無いという構成です。

ちなみにですがTensor G3はUFS4.0規格をサポートしているのですが、Pixel8シリーズはPixe6/7シリーズ同様にUFS3.1規格のストレージを搭載しています。なんか惜しい…

温度センサー

Pixel8 Proのみに搭載されている機能で、センサーを照射するだけで対象物の温度を計測することができる。一見地味な機能ですが将来的に体温測定を可能にするための布石とのことで、承認には時間は掛かる(※体温計は医療機器)ようですが、ゆくゆくは健康管理にも活用したいとのこと。

ディスプレイ性能

モデル Pixel 8 Pro Pixel 8 Pixel 7 Pro Pixel 7 Pixel 7a Pixel 6 Pro Pixel 6 Pixel 6a
ディスプレイ サイズ 6.7インチ 6.2インチ 6.7インチ 6.3インチ 6.1インチ 6.7インチ 6.4インチ 6.1インチ
種類 Super Actuaディスプレイ
LTPO OLED
Actuaディスプレイ
LTPO OLED
LTPO OLED OLED LTPO OLED OLED
解像度 1,344×2,992 FHD+(1,080×2,400) QHD+(1,440×3,120) FHD+(1,080×2,400) QHD+(1,440×3,120) FHD+(1,080×2,400)
アスペクト比 20:9 19.5:9 20:9 19.5:9 20:9
リフレッシュ
レート
スムーズ ディスプレイ
1~120Hz
スムーズ ディスプレイ
60~120Hz
スムーズ ディスプレイ
最大120Hz
スムーズ ディスプレイ
最大90Hz
スムーズ ディスプレイ
最大120Hz
スムーズ ディスプレイ
最大90Hz
最大60Hz
輝度 最大輝度1,600ニト(HDR)
2,400ニト(ピーク輝度)
最大輝度1,400ニト(HDR)
2,000 ニト(ピーク輝度)
最大輝度1,000ニト(HDR)
1,500ニト(ピーク輝度)
最大輝度1,000ニト(HDR)
1,400ニト(ピーク輝度)
高輝度モード 高輝度モード

リフレッシュレート

Pixel8 ProはSuper Actua displayを採用。表示ドット数は若干下がりましたが、リフレッシュレートの可変幅がPixel7 Proの10Hz〜120Hzから1〜120Hzにパワーアップしました。

リフレッシュレートは高ければ高いほどディスプレイ表示が滑らかになりますが、反面電力消費が激しくなります。なのでディスプレイ表示の変化が乏しい際に低リフレッシュレートに自動調整することにより、バッテリー消費を抑える事ができます。

常時点灯機能を愛用している方であれば更なる省電力化を図る事ができます。

輝度

Pixel8 Proは最大輝度1,600ニト(HDR)/2,400ニト(ピーク輝度)、Pixel8は最大輝度1,400ニト(HDR)/2,000 ニト(ピーク輝度)と、Pixel7/Proより大幅にパワーアップ。

輝度とは読んで字のごとくディスプレイの明るさのことで、数字が大きければ大きい程明るくなり、昼間の太陽の下でも表示が見やすくなります。

ちなみにiPhone15 Pro/Maxの輝度は最大輝度1,600ニト(HDR)/2,000ニト(ピーク輝度)なので、ピーク時の明るさはPixel8 Proに軍配が上がります。

カメラ性能

背面カメラ性能

モデル Pixel 8
Pro
Pixel 8 Pixel 7
Pro
Pixel 7 Pixel 7a Pixel 6
Pro
Pixel 6 Pixel 6a
背面カメラ 広角 50MP Octa PD
絞り値 ƒ/1.68
マルチゾーン
LDAF(レーザー検出
オートフォーカス)
センサー
広角レンズ、望遠レンズ対応
光学式および電子式
手ぶれ補正機能
画角 82°
ピクセル幅1.2μm
50MP Octa PD
絞り値 ƒ/1.68
単一ゾーン
LDAF(レーザー検出
オートフォーカス)
センサー
広角レンズ対応
光学式および電子式
手ぶれ補正機能
画角 82°
ピクセル幅1.2μm
50MP Octa PD Quad Bayer
絞り値 ƒ/1.85
LDAF(レーザー検出
オートフォーカス)
センサー
光学式および電子式
手ぶれ補正機能
画角82°
ピクセル幅1.2μm
64MP Octa PD Quad Bayer
絞り値 ƒ/1.7
デュアル ピクセル位相差検出式
オートフォーカス
光学式および電子式
手ぶれ補正機能
画角77°
画素サイズ1.4μm
50MP Octa PD Quad Bayer
絞り値 ƒ/1.85
LDAF(レーザー検出
オートフォーカス
(センサー
ワイドレンズ、
望遠レンズ対応OIS
(光学式手ぶれ補正機能)
画角82°
ピクセル幅1.2μm
12.2MP デュアル ピクセル
絞り値 ƒ/1.7
デュアル ピクセル位相差検出式
オートフォーカス
光学式および電子式
手ぶれ補正機能
画角77°
画素サイズ1.4μm
超広角 48MP Quad PD
オートフォーカス機能付き
絞り値 ƒ/1.95
画角125.5°
ピクセル幅0.8μm
レンズ補正
12MP
オートフォーカス機能付き
絞り値 ƒ/2.2
画角125.8°
ピクセル幅1.25μm
レンズ補正
12MP
オートフォーカス機能付き
絞り値 ƒ/2.2
画角 125.8°
ピクセル幅1.25μm
レンズ補正
12MP
絞り値 ƒ/2.2
画角114°
ピクセル幅1.25μm
レンズ補正
13MP
絞り値 ƒ/2.2
画角120°
ピクセル幅1.12μm
レンズ補正
12MP
絞り値 ƒ/2.2
画角114°
ピクセル幅1.25μm
レンズ補正
望遠 48MP Quad PD
絞り値 ƒ/2.8
画角21.8°
ピクセル幅0.7μm
光学ズーム5倍
超解像ズーム最大30倍
48MP Quad Bayer PD
絞り値 ƒ/3.5
画角20.6°
ピクセル幅0.7 μm
光学ズーム5倍
超解像ズーム最大30倍
48MP
絞り値 ƒ/3.5
画角23.5°
ピクセル幅0.8μm
前面カメラ 10.5MP Dual PD
絞り値 ƒ/2.2
オートフォーカス
95°のウルトラワイド画角
画素サイズ1.22μm
10.5MP Dual PD
絞り値 ƒ/2.2
固定フォーカス
95° のウルトラワイド画角
画素サイズ1.22μm
10.8MP
絞り値 ƒ/2.2
固定フォーカス
超広角な画角92.8°
画素サイズ1.22μm
13MP
絞り値 ƒ/2.2
固定フォーカス
95° のウルトラワイド画角
ピクセル幅1.12μm
11.1MP
絞り値 ƒ/2.2
固定フォーカス
ウルトラワイド広角94°
画素サイズ1.22μm
8MP
絞り値 ƒ/2.0
固定フォーカス
広角84°
ピクセル幅1.12μm

広角レンズ

  • F値が向上し、より明るい写真が撮れるようになる(両モデル)
  • LDAFセンサーがマルチゾーンに対応(プロモデル)

超広角レンズ

  • 4,800万画素にパワーアップ(プロモデル)
  • F値が向上し、より明るい写真が撮れるようになる(プロモデル)
  • オートフォーカス機能に対応(スタンダードモデル)

望遠レンズ※プロモデルのみ

  • 手ぶれ補正機能が望遠レンズにも対応
  • F値が向上し、より明るい写真が撮れるようになる
  • 画角が向上し、より広い写真が撮れるようになる

前面 カメラ性能

  • オートフォーカス機能に対応(プロモデル)
  • 画角が向上し、より広い写真が撮れるようになる(両モデル)

カメラ機能

モデル Pixel 8 Pro Pixel 8 Pixel 7 Pro Pixel 7 / 7a Pixel 6 / 6 Pro Pixel 6a
カメラ機能 プロ設定 ── ── ── ── ──
高解像度での写真撮影 ── ── ── ── ──
ベストテイク ベストテイク ── ── ── ──
音声消しゴムマジック 音声消しゴムマジック ── ── ── ──
動画ブースト ── ── ── ── ──
ビデオ夜景モード ── ── ── ── ──
ボケ補正 ボケ補正 ボケ補正 ボケ補正 ── ──
マクロ フォーカス マクロ フォーカス マクロ フォーカス ── ── ──
夜景モード 夜景モード 夜景モード 夜景モード 夜景モード 夜景モード
トップショット トップショット トップショット トップショット トップショット トップショット
ポートレート モード ポートレート モード ポートレート モード ポートレート モード ポートレート モード ポートレート モード
超解像ズーム 超解像ズーム 超解像ズーム 超解像ズーム 超解像ズーム 超解像ズーム
モーション オートフォーカス モーション オートフォーカス モーション オートフォーカス モーション オートフォーカス モーション オートフォーカス モーション オートフォーカス
Live HDR+ Live HDR+ Live HDR+ Live HDR+ Live HDR+ Live HDR+
よく撮影する人 よく撮影する人 よく撮影する人 よく撮影する人 よく撮影する人 よく撮影する人
デュアル露出補正 デュアル露出補正 デュアル露出補正 デュアル露出補正 デュアル露出補正 デュアル露出補正
シネマティック撮影 シネマティック撮影 シネマティック撮影 シネマティック撮影 シネマティック撮影 シネマティック撮影
ポートレート ライト ポートレート ライト ポートレート ライト ポートレート ライト ポートレート ライト ポートレート ライト
消しゴムマジック 消しゴムマジック 消しゴムマジック 消しゴムマジック 消しゴムマジック 消しゴムマジック
モーション モード モーション モード モーション モード モーション モード モーション モード ──
リアルトーン リアルトーン リアルトーン リアルトーン リアルトーン リアルトーン
顔フォーカス 顔フォーカス 顔フォーカス 顔フォーカス 顔フォーカス 顔フォーカス
パノラマ パノラマ パノラマ パノラマ パノラマ パノラマ
手動によるホワイト バランス調整 手動によるホワイト バランス調整 手動によるホワイト バランス調整 手動によるホワイト バランス調整 手動によるホワイト バランス調整 手動によるホワイト バランス調整
ロックされたフォルダ ロックされたフォルダ ロックされたフォルダ ロックされたフォルダ ロックされたフォルダ ロックされたフォルダ
編集マジック 編集マジック ── ── ── ──
ウルトラ HDR ウルトラ HDR ── ── ── ──
天体写真 天体写真 ── ── ── ──
28の機能 24の機能 19の機能 18の機能 17の機能 16の機能

Pixel8シリーズの新機能

プロ設定(プロのみ)

シャッタースピードやISO、ホワイトバランスなどを細かく設定することにより、自分好みの写真を撮ることができます。

高解像度での写真撮影(プロのみ)

プロ設定から広角カメラの解像度を50MPにすることにより通常撮影よりも高解像度の写真を撮ることができます。

ベストテイク(プロ/スタンダード)

AIの性能が向上したことにより実装できた機能の1つで、10秒の間に5〜7枚の連写撮影を行い、その中から 1 人ずつ良い表情を選択して、1 枚の集合写真を作ることができます。

音声消しゴムマジック(プロ/スタンダード)

動画内の音を分析して「声」「音楽」「雑音」に細分化し、要らない音を除去することができます。CMでも推されている目玉機能。

動画ブースト(プロのみ)

色や照度、手ぶれ補正、粒状性を後処理する機能で、撮影された動画は保存と同時にGoogleセンターに送信され、自動的に露出を調整し、動きを安定させつつ、粗さが除去されます。

ビデオ夜景モード(プロのみ)

動画ブースト機能をオンにすることにより、明るさや手ぶれ、ノイズをAIが自動的に補正、暗い場所でも奇麗な動画が撮れるようになります。

編集マジック

撮影した写真内の人物の位置やサイズを自由に編集することができます。

ウルトラ HDR

5Google I/O 2023でAndroid 14から搭載されると発表された画像フォーマットで、JPEG画像にゲインマップと呼ばれる情報レイヤーが追加されることで機能します。

天体写真

16秒間の長時間露光写真を複数枚撮影し、それを組み合わせることにより1枚の天体写真を作りあげる機能。ちなみにPixel4a(5G)以降のモデルに搭載されている天体撮影モードは撮影終了までに4分かかります。

価格

最後に価格の変遷をみていこうと思います。
ここまでの表はPixel8シリーズ⇒Pixel7シリーズ⇒Pixel6シリーズという流れでしたが、
この項目では価格の推移が分かりやすいように「プロ」「スタンダード」「a」に分けてPixel6シリーズ⇒Pixel7シリーズ⇒Pixel8シリーズという流れにしています。

モデル Pixel 6 Pro Pixel 7 Pro Pixel 8 Pro Pixel 6 Pixel 7 Pixel 8 Pixel 6a Pixel 7a
価格 128GB ¥116,600 ¥124,300 ¥159,900 ¥74,800 ¥82,500 ¥112,900 ¥53,900 ¥62,700
256GB ¥127,600 ¥139,700 ¥169,900 ¥85,800 ¥97,900 ¥122,900
512GB 国内未発売 国内未発売 ¥189,900
1TB 国内未発売

値上がり幅をまとめると、

プロモデル 128GB/256GB

Pixel6 ProからPixel7 Pro⇒ 7,700円UP(128GB)/12,100円UP(256GB)

Pixel7 ProからPixel8 Pro⇒ 35,600円UP(128GB)/30,200円UP(256GB)

スタンダードモデル 128GB/256GB

Pixel6からPixel7⇒ 7,700円UP(128GB)/ 12,100円UP(256GB)

Pixel7からPixel8⇒ 30,400円UP(128GB)/25,000円UP(256GB)

となります。

「「めちゃくちゃ値上がりしてますやん!!」」

と思われた方もおられると思いますが、値上がりの理由はもうお分かりですよね…

「「そう円安です!!」」

米国でのPixel7シリーズの価格はスタンダードモデルが「599ドル~」でプロモデルが「899ドル~」、Pixel8シリーズはスタンダードモデルが「699ドル~」でプロモデルが「999ドル~」となっており、それぞれ100ドルの値上がりなんですが、日本版の価格はPixel7シリーズが1ドル約125円のレートで値付けされているのに対し、Pixel8シリーズが1ドル約146円前後のレートで値付けされています。

Appleは2022年7月1日にレートの見直しで当時の現行モデルであるiPhone13シリーズの日本版を値上げしているので、その後のiPhone14シリーズからiPhone15シリーズの値上がりはまだ自然に見えたんですが、GoogleはiPhone14シリーズの1ヵ月後に発売したPixel7シリーズでレートの見直しを入れずにPixel8シリーズで入れたので不自然に値上がりしたように見える──というわけです。

Pixel 8aの価格予想!!

おそらく2024年の夏前ころに発売されるであろうPixel 8aも値上がり確実でしょう…

Pixel 6aとPixel 7aの価格を元に試算してみましょう。

見るのが怖いかもしれませんが、現実を受け止めてください。

Pixel 6aは449ドルで発表され日本の価格は53,900円。
レートは1ドル約120円

Pixel 7aは499ドルで発表され日本の価格は62,700円。
レートは1ドル約125.7円

Pixel 8aは549ドルで発表されたとして、
1ドル145円で試算してみると…

「「Pixel 8aの日本での価格は79,605円!!」」

約8万円となると、もう流石に安くて高性能とは言えなくなっちゃいますね(汗)

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