iPhone15 vs iPhone14

〜今回はナニがドウ進化したのか?〜

毎年恒例のこのコーナーですが、今年も事細かに解説して行こうと思います!!

特に目次に☆が入っている項目は重要なので読み飛ばしなきように!!

ディスプレイ・本体サイズ比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
ディスプレイ
本体サイズ等
ディスプレイサイズ 6.1インチ 6.7インチ 6.1インチ 6.7インチ 6.1インチ 6.7インチ 6.1インチ 6.7インチ
ディスプレイタイプ OLED Super Rtina XDR OLED Super Rtina XDR
解像度 2,532 x 1,170ピクセル 2,778 x 1,284ピクセル 2,556 x 1,179ピクセル 2,796 x 1,290ピクセル 2,556 x 1,179ピクセル 2,796 x 1,290ピクセル 2,556 x 1,179ピクセル 2,796 x 1,290ピクセル
常時表示
Refresh rate 60Hz 1~120Hz自動可変
ProMotionテクノロジー
60Hz 1~120Hz自動可変
ProMotionテクノロジー
Dynamic Island
アクションボタン
画素密度 460ppi 458ppi 460ppi 460ppi
輝度 最大輝度800ニト(標準)
ピーク輝度1,200ニト(HDR)
最大輝度1,000ニト(標準)
ピーク輝度1,600ニト(HDR)
ピーク輝度2,000ニト(屋外)
最大輝度1,000ニト(標準)
ピーク輝度1,600ニト(HDR)
ピーク輝度2,000ニト(屋外)
本体サイズ 146.7 × 71.5 × 7.80 mm 160.8 × 78.1 × 7.80 mm 147.5 × 71.5 × 7.85 mm 160.7 × 77.6 × 7.85 mm 147.6 × 71.6 × 7.80 mm 160.9 × 77.8 ×7.80 mm 146.6 × 70.6 × 8.25 mm 159.9 × 76.7 × 8.25 mm
重さ 172g 203g 206g 240g 171 g 201 g 187 g 221 g

14⇒15の主な変更点

  • スタンダードモデルにもDynamic Islandが採用される
  • プロモデルにアクションボタンが搭載される
  • 輝度がスタンダードモデルとプロモデルで統一される
  • プロモデルがかなり軽量化される

良い点

先ずは軽量化に尽きるのではないでしょうか?特にプロモデルは20g近くも軽量化されています。

輝度に関してもスタンダードモデルがプロモデルと同じ仕様に引き上げられたのは地味に大きい改良点だと思います。

ただスタンダードモデルにDynamic Islandが採用されたのは、好き嫌いがありそうなので一概に良い点とは言えないかもしれませんね。

残念な点

これはもうリフレッシュレートですね。プロモデルのリフレッシュレートが14から据え置かれたのは問題ないのですが、スタンダードモデルが相変わらずの60Hz….。

スタンダードモデルとはいえ高額なハイエンドスマホには変わりないので、百歩譲っても90Hzにはしないといけないんじゃないかな?

SoC比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
SoC チップ A15 Bionic A16 Bionic A16 Bionic A17 Pro
CPUコア数 6 6 6 6
GPUコア数 5 5 5 6
Neural Engineコア数 16 16 16 16

14⇒15の主な変更点

  • プロモデルが最新チップのA17 Proを搭載

良い点

プロモデルがA17を搭載。BIONICからProへ──毎年進化するSoCにおいて今年は「Apple史上最大の再設計」を謳ったGPUの進化が超目玉となります。ピーク時パフォーマンスは最大20%向上したとのこと。

残念な点

スタンダードモデルは先代SoCのA16 BIONICを搭載。iPhone15シリーズもiPhone14シリーズ同様に、スタンダードモデルは先代SoCのプロモデルが搭載されることに。

現状だとほとんどの処理がA16 BIONICでお釣りがくるので、動作で困るというわけではないのですが…まぁ気持ちの問題ですね。

リアカメラ比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
リアカメラ 広角 12MP、ƒ/1.5絞り値 48MP、ƒ/1.78絞り値 48MP、ƒ/1.6絞り値 メイン:48MP、ƒ/1.78絞り値
超広角 1200万画素 f/2.4(絞り値) 12MP、ƒ/2.2絞り値 12MP、ƒ/2.4絞り値 超広角:12MP、ƒ/2.2絞り値
望遠 12MP、ƒ/2.8絞り値 望遠:12MP、ƒ/2.8絞り値
Deep Fusion
手ぶれ補正 センターシフト光学式手振れ補正 センサーシフト光学式手ぶれ補正
(第2世代)
センサーシフト光学式手ぶれ補正 センサーシフト光学式手ぶれ補正
(第2世代)
Apple ProRAW
ナイトモード
ナイトモード
ポートレート
(LiDARスキャナ)
光学ズーム 2倍の光学ズームアウト 3倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
6倍の光学ズームレンジ
2倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
4倍の光学ズームレンジ
3倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
6倍の光学ズームレンジ
5倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
10倍の光学ズームレンジ
デジタル
ズーム
最大5倍のデジタルズーム 最大15倍のデジタルズーム 最大10倍のデジタルズーム 最大15倍の
デジタルズーム
最大25倍の
デジタルズーム
True Tone True Toneフラッシュ アダプティブTrue Toneフラッシュ True Toneフラッシュ アダプティブTrue Toneフラッシュ
Photonic Engine
フォトグラフ
スタイル
マクロ写真撮影
スマートHDR 写真のスマートHDR 4 写真のスマートHDR 5
ポートレートモード フォーカス機能と被写界深度コントロールが使えるポートレートモード フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート

14⇒15の主な変更点

  • スタンダードモデルのメインカメラ(広角)が12MPから48MPになる
  • スタンダードモデルが光学2倍のズームインに対応
  • スタンダードモデルのデジタルズームが最大10倍に対応
  • Pro Maxが光学5倍のズームインに対応
  • Pro Maxのデジタルズームが最大25倍に対応
  • スタンダード、プロ両モデルともポートレートモードが次世代のものになる
  • スタンダード、プロ両モデルとも写真のスマートHDRが5になる

良い点

スタンダードモデルが光学2倍ズームに対応し、デジタルズームも最大10倍にパワーアップ。Pro Maxに関してはiPhoneシリーズ最大の光学5倍ズーム、最大25倍のデジタルズーム機能が搭載され「iPhone史上最高のカメラ性能」となりました。

残念な点

お気付きの方もおられると思いますが、iPhone15シリーズはProとPro Maxでカメラ性能に違いがあります。

iPhone15 Pro MaxはiPhone史上最強カメラを搭載してますが、iPhone15 ProのカメラはiPhone14 Pro/Pro Maxをちょびっとパワーアップさせた…という感じです。

Maxの大きさでは持ちにくいという方もおられると思いますし、なにより価格が価格だけに同じ性能で良かったのでは…と。

ちなみにiPhone13・14のProとPro Maxにはサイズ以外の違いはなかったのですが、実はiPhone12はProとPro Maxにはカメラ性能の違いがありました。

リアカメラビデオ性能比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
リアカメラ
動画撮影
シネマティック
モード
浅い被写界深度でビデオ撮影(4K HDR、最大30fps)ができるシネマティックモード 浅い被写界深度でビデオ撮影(4K HDR、最大30fps)ができるシネマティックモード
ProRes
ビデオ撮影
最大4K、30fpsのビデオ撮影
(128GBモデルは1080p、30fps)
最大4K、60fpsのProResビデオ撮影
(外部ストレージでの記録時)
マクロビデオ撮影 スローモーションとタイムラプスに対応 スローモーションとタイムラプスに対応
4Kビデオ撮影 24fps、25fps、30fpsまたは60fps 24fps、25fps、30fpsまたは60fps
1080p HDビデオ撮影 25fps、30fpsまたは60fps 25fps、30fpsまたは60fps
ドルビービジョン対応
HDRビデオ撮影
最大4K、60fps 最大4K、60fps
1080pスローモーション
ビデオ
120fpsまたは240fps 120fpsまたは240fps
アクションモード
手ぶれ補正 センサーシフト光学式手ぶれ補正 センサーシフト光学式手ぶれ補正 ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正
(第2世代)
ナイトモードの
タイムラプス

14⇒15の主な変更点

  • プロモデルのセンサーシフト光学式手ぶれ補正が第2世代になる
  • プロモデルのProResビデオ撮影が外部ストレージ記録時に4K,60fpsに対応

良い点

プロ仕様の動画撮影を外部ストレージに直接録画が可能になったことにより、動画メインのユーザーは大容量モデルを選ぶ必要性が軽減したのではないでしょうか?ただでさえ高額なので容量を下げて購入費用を抑えられるのは、性能の向上以上にプラスポイントかもしれませんね。

残念な点

あえていうならスタンダードモデルのビデオ性能が据え置きという点かな?リアカメラ性能はパワーアップしましたが、ビデオ性能のカタログスペックは据え置き…ですからね。まぁ、あくまであえてですけど。カタログスペック上でも多少は違いがあった方が見栄えがいいですからね。

フロントカメラ比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
フロントカメラ 画素数 12MP、ƒ/1.9絞り値 12MP、ƒ/1.9絞り値
シネマティック
モード
最大4K HDR、30fps 最大4K HDR、30fps
フォトグラフ
スタイル
ナイトモード
Deep Fusion
ボケ効果 フォーカス機能と被写界深度コントロールが使えるポートレートモード フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート
スマートHDR 写真のスマートHDR 4 写真のスマートHDR 5
Photonic Engine
ProRes
ビデオ撮影
最大4K、30fps
(128GBモデルは1080p、30fps)
最大4K、60fpsのProResビデオ撮影
(外部ストレージでの記録時)
4Kビデオ撮影 24fps、25fps、30fpsまたは60fps 24fps、25fps、30fpsまたは60fps
ドルビービジョン対応
HDRビデオ撮影
最大4K、60fps 最大4K、60fps
1080p HD
ビデオ撮影
25fps、30fpsまたは60fps 25fps、30fpsまたは60fps
1080pスローモーションビデオ 120fps 120fps
ビデオ手ぶれ補正 4K、1080p、720p 4K、1080p、720p

フロントカメラに関しては写真性能とビデオ性能に分けずにまとめました。

14⇒15の主な変更点

  • プロモデルのポートレートモードが次世代のものになる
  • プロモデルのProResビデオ撮影が外部ストレージ記録時に4K,60fpsに対応
  • スタンダード、プロ両モデルとも写真のスマートHDRが5になる

プロモデルのフロントカメラがデュアルになる…なんて噂もありましたが、ご覧の通り大幅なパワーアップはありませんでした。まぁ、カメラ性能が求められるのはあくまでリアのメインカメラになりますからしょうがないですね。

通信機能比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
通信 対応周波数 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、
n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79)
FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、
28、29、30、32、66、71)
TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz)
4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE
5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、
n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79)
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、
28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz)
4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE
Wi-Fi MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6E(802.11ax)
衛星
Bluetooth 5.3 5.3

昨年のiPhone14シリーズは「衛星通信」という大きな目玉がありましたが、iPhone15シリーズに関しては新要素なしのまま据え置き性能となっています。

据え置きと言っても、通信機能は4Gが5Gになるといったような周辺環境の変化がないと大きく変わるものではないので、あまり気にしなくても問題ないです。

センサー比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
センサー GPS GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou 高精度2周波GPS
(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou)
GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou 高精度2周波GPS
(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou)
LiDARスキャナ
Face ID
気圧計
ハイダイナミックレンジ
ジャイロ
高重力加速度センサー
近接センサー
デュアル環境光センサー
衝突事故検出

昨年のiPhone14シリーズは「衝突事故検出」という大きな目玉がありましたが、iPhone15シリーズに関しては新要素なしのまま据え置き性能となっています。

センサーに関しても通信機能同様、そうそう大きく変わるような機能ではないので、変化がなくても気にしなくて問題ないです。

その他の比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
その他 容量 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB/512GB/1TB 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB/512GB/1TB 256GB/512GB/1TB
バッテリー 最大20時間のビデオ再生
最大80時間のオーディオ再生
最大26時間のビデオ再生
最大100時間のオーディオ再生
最大23時間のビデオ再生
最大75時間のオーディオ再生
最大29時間のビデオ再生
最大95時間のオーディオ再生
最大20時間のビデオ再生
最大80時間のオーディオ再生
最大26時間のビデオ再生
最大100時間のオーディオ再生
最大23時間のビデオ再生
最大75時間のオーディオ再生
最大29時間のビデオ再生
最大95時間のオーディオ再生
端子 Lightning
(USB 2)
USB-C
(USB 2)
USB-C
(USB 3)
最大10Gbpsの高速データ転送が可能
充電 30分で最大50%充電 35分で最大50%充電 30分で最大50%充電 35分で最大50%充電 30分で最大50%充電 35分で最大50%充電 30分で最大50%充電 35分で最大50%充電
(別売りの20W以上のアダプタを使用) (別売りの20W以上のアダプタを使用)
本体素材 Ceramic Shieldの前面
航空宇宙産業レベルのアルミニウム
Ceramic Shieldの前面
医療に使われるレベルのステンレススチール
アルミニウムのデザイン
Ceramic Shieldの前面
カラーインフューズドガラスの背面
チタニウムのデザイン
Ceramic Shieldの前面
テクスチャードマットガラスの背面
カラー PRODUCTレッド
スターライト
ミッドナイト
ブルー
パープル
スペースブラック
ゴールド
シルバー
ディープパープル
ブラック
ブルー
グリーン
イエロー
ピンク
ブラックチタニウム
ホワイトチタニウム
ブルーチタニウム
ナチュラルチタニウム
防水防塵 IEC規格60529にもとづくIP68等級
(最大水深6メートルで最大30分間)
IEC規格60529にもとづくIP68等級
(最大水深6メートルで最大30分間)
SIM nano-SIM +eSIM
eSIM+eSIM
nano-SIM +eSIM
eSIM+eSIM

14⇒15の主な変更点

  • LightningからUSB-Cに変更
  • プロモデルの素材がステンレスからチタニウムに変更
  • Pro Maxの128GBモデルが廃止される
  • 色のラインナップが変更

良い点

ここはなんと言ってもLightning端子がUSB-Cに変更された事でしょう。ケーブルのごちゃごちゃが解消されるのも大きいですが、それよりも転送速度。

Lightning端子はUSB2に固定されているので、このご時世に転送速度がたったの480Mbpsしかでなかったんですね…。

それがUSB3のUSB-Cになり転送速度が最大10Gbpsに…なんと20倍の早さです。

映画の様な動画が撮れるとか煽っておいて、PCに転送しようとすれば480Mbpsしかでないとか地獄でしかないですからね(笑)

ですが…

残念な点

最大10Gbpsの転送速度に対応しているのはプロモデルのみ、なんとスタンダードモデルはUSB-CでもUSB2のUSB-CなのでLightningと同様の最大480Mbpsなんですね。

いやいやスタンダードモデルといえども高額なハイエンドスマホなので、そこはUSB3でいいんじゃないかと…。

LightningからUSB-Cへの変更はiPhone15シリーズの最大のセールスポイントでもあり、最大のウィークポイントでもあるのではないかと思います。

価格比較

モデル iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
価格 128GB ¥119,800 ¥134,800 ¥149,800 ¥164,800 ¥124,800 ¥139,800 ¥159,800
256GB ¥134,800 ¥149,800 ¥164,800 ¥179,800 ¥139,800 ¥154,800 ¥174,800 ¥189,800
512GB ¥164,800 ¥179,800 ¥194,800 ¥209,800 ¥169,800 ¥184,800 ¥204,800 ¥219,800
1TB ¥224,800 ¥239,800 ¥234,800 ¥249,800

最後の〆に価格比較をしておこうと思います。

これはもう表を見ていただければ一目瞭然なんですが、

スタンダードモデルはiPhone14シリーズから5,000円価格上昇
プロモデルはiPhone14シリーズかはら10,000円価格上昇

という形になります。

ちなみに昨年のiPhone14シリーズはどうだったかというと…

スタンダードモデルはiPhone13シリーズから2,000円価格上昇
プロモデルはiPhone13シリーズから5,000円価格上昇

となり、ここ2年で

スタンダードモデルは7,000円の価格上昇
プロモデルは15,000円の価格上昇

と、まぁまだ常識の範囲内の上がり幅のように見えますが、実は──

2022年7月に当時の現行モデルであるiPhone13シリーズは円安の影響で値上がりしています。

つまり、iPhone14発表直前のiPhone13シリーズの価格は1度値上がりした価格であり、2021年9月24日の発売当初の価格ではありません。

以上を踏まえた上でここ2年の価格の上がり幅をまとめてみると…

スタンダード
モデル
13 14 15 13 mini 14 Plus 15 Plus
128GB ¥98,800 ¥21,000 ¥119,800 ¥5,000 ¥124,800 ¥86,800 ¥134,800 ¥5,000 ¥139,800
増‼
256GB ¥110,800 ¥24,000 ¥134,800 ¥139,800 ¥98,800 ¥149,800 ¥154,800
増‼ 増‼ 増‼
512GB ¥134,800 ¥30,000 ¥164,800 ¥169,800 ¥122,800 ¥179,800 ¥184,800
増‼
プロモデル 13 Pro 14 Pro 15 Pro 13 Pro Max 14 Pro Max 15 Pro Max
128GB ¥122,800 ¥27,000 ¥149,800 ¥10,000 ¥159,800 ¥134,800 ¥30,000 ¥164,800
増‼ 増‼
256GB ¥134,800 ¥30,000 ¥164,800 ¥174,800 ¥146,800 ¥33,000 ¥179,800 ¥10,000 ¥189,800
増‼ 増‼
512GB ¥158,800 ¥36,000 ¥194,800 増‼ ¥204,800 ¥170,800 ¥39,000 ¥209,800 ¥219,800
増‼ 増‼ 増‼
1TB ¥182,800 ¥42,000 ¥224,800 ¥234,800 ¥194,800 ¥45,000 ¥239,800 ¥249,800
増‼ 増‼

最小で26,000円(スタンダードモデル128GB)、最大で55,000円(Pro Max 1TB)の価格上昇となります。

円安の影響はんぱないって!!

まとめ

iPhone15シリーズには去年のiPhone14シリーズのような衛星通信機能や衝突事故検知といった目新しい新機能はありませんでしたが、USB-Cの実装に関してはiPhone史における最大級の出来事だと思います。

Androidスマホをお使いの方にはそんなことでと思われるかもしれませんが、なにせ今までず〜~~っと汎用性のない端子でしたからね(笑)

手持ちのiPadはUSB-CなのにiPhoneはLightningとかほんとケーブルとお金の無駄使いですもんね。

ただし、だからといって全てのiPhoneユーザーに買い替えをオススメできるかといえば、そうでもない。

上の方でも触れていますが10Gbpsの高速転送に対応しているのはプロモデルのみで、スタンダードモデルはUSB-Cであっても転送速度はLightningと同じ480Mbps──

スタンダードモデルユーザーは動作に余裕があるのなら、無理してiPhoe14/Plusに買い替える必要はないと思います。

もしかすると、来年のiPhone16シリーズはスタンダードモデルにも高速転送に対応したUSB-Cが実装されるかもしれませんからね。

なんにせよ、価格が価格だけに買い替えは計画的に──であります!!

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