iPhone15 vs iPhone16【徹底比較】
林檎の季節到来、iPhone 16シリーズの性能はいかに!?
遂に発売されたiPhone16シリーズ!! ということで毎年恒例の性能比較をしていきたいと思います!!
iPhone 15シリーズからiPhone 16シリーズへの買い替えを考えておられる方もそうでない方も要チェックですよ!!
目次
基本スペック
★ここがパワーアップ‼
- SoCが最新のA18シリーズに
- 輝度が最低1ニトまで下がる
- Apple Intelligenceに対応
★解説
iPhone 15シリーズとiPhone 16シリーズのSoCのナンバリング規則がややこしくなったのでの性能順に並べてると…
A18 Pro > A17 Pro > A18 > A16 Bionic
となります。
またApple Interlligenceを搭載し、Android同様にAIを推してきましたが、AIを動かせるだけの性能を有しているのはA18以上の性能のSoCだけなので、現状で対応できるモデルはiPhone 15 Pro / Max・iPhone 16シリーズのみ。
Apple Interlligence は10月にリリースされるiOS 18.1(iPadOS 18.1)から対応するようですが、残念なことに日本語対応は「2025年予定」とのこと…
あと輝度に関しては
Q:輝度が最低1ニトまで下がるとどうなるの?
A:バッテリーの節約につながります。
という感じですね。
リアカメラ性能
★ここがパワーアップ‼
- 超広角レンズのF値が2.2になる(スタンダード/プラス)
- 超広角レンズの画素が48MPになる(プロ/プロマックス)
- カメラコントロールが搭載される
- フォトグラフスタイルが最新世代になる
- 48MPマクロ撮影に対応( プロ/プロマックス )
レンズに反射防止コーティング
★解説
F値は下がれば下がるほど暗所での撮影に強くなり、画素数は上がれば上がるほど細かな部分まで鮮明に撮影できるようになります。
また、プロ/プロマックスの超広角レンズが48MPになったことにより、今まで以上に鮮明なマクロ撮影が可能になりました。
そして今回の目玉機能の1つでもあるのがカメラコントロール。本体サイドに配置されたボタンをタッチ・スライドすることにより、素早くカメラアプリを立ち上げし、ズームなどの設定を行い、そのまま撮影が可能になりました。
あとカメラ機能でいえば、定番機能のフォトグラフスタイル が、最新世代にバージョンアップされています。
反射防止レンズコーティングに関してはあまり情報が出ていませんが、レンズの反射によるフレアやゴーストを抑えるための「新しいコーティング技術が採用されている」のだとか…?※2024年9月24日にAppleのiPhone16シリーズの使用表記から反射防止レンズコーティングの記載が削除されました。
リアカメラ動画性能
★ここがパワーアップ‼
- 4Kビデオ撮影がドルビービジョンに対応
- 1080pビデオ撮影がドルビービジョンに対応
- ProResビデオ撮影が120fpsに対応(プロ/プロマックス)
- スローモーションビデオが240fps/120fpsになり4Kドルビービジョンに対応(プロ/プロマックス)
- QuickTakeビデオが最大4KドルビービジョンHDRに対応
- 空間オーディオとステレオ録音に対応
- スタジオ品質の4マイクアレイに対応
- 風切り音の低減に対応
- オーディオミックスに対応
★解説
iPhone 16シリーズの最大の推しはAI機能ですが、最大にパワーアップしているのが動画撮影機能だったりします。
特筆すべきはiPhone 16 Pro / Pro Maxで、A18 Proの処理性能により、ドルビービジョンでの4K動画撮影を120fpsという高フレームレートで可能にしました。
ビデオ撮影も空間オーディオでの録画可能になり、iPhone 16 Pro / Pro Maxでは、スタジオ品質の4つのマイクで録音が可能になりました 。AirPodsはもちろんですが、Apple Vision Proユーザーなら更なる臨場感を感じることができるでしょう。
また、撮影後の動画音声をオーディオミックス機能を使い、被写体の音声を中心に据える等の編集ができるようになりました。
(いやはやiPhoneは13シリーズ以降、ハイグレードな映画撮影機材になっていますね…)
フロントカメラの性能と機能
★ここがパワーアップ‼
- フォトグラフスタイルが最新世代
- 動画撮影がドルビービジョン対応
★解説
フロントカメラに関しては
カメラ性能的には据え置きですが、最新SoCを搭載したことにより、できることが増えた──
という感じですね。
通信機能
★ここがパワーアップ‼
- 5Gの対応周波数が少し増えた
- Wi-Fi 7に対応
★解説
対応5Gバンドが2つ増えましたが、国内で使用する分には影響がありません…そして残念ながら今回もミリ波には対応しませんでした。(マジなんなん…)
という感じで5Gがさらに早く繋がりやすくという感じにパワーアップしませんでしたが、Wi-Fiに関しては「Wi-Fi 7」に対応したので、その「環境がある場所」であれば、かなりの高速化が期待できます。あくまで環境があればですよ。
電源・バッテリー性能
バッテリー容量を発表しないAppleスタイルは今年も健在!!
噂によるとですが…
- iPhone 16 ⇒ 3,561mAh(15から212mAh増)
- iPhone 16 Plus ⇒ 4,674mAh(15 Plusから291mAh増)
- iPhone 16 Pro ⇒ 3,582mAh (15 Proから308mAh増)
- iPhone 16 Pro Max ⇒ 4,685mAh (15 Pro Maxから263mAh増)
という感じみたいですね。
センサー機能・ 安全サポート機能
この項目に関してはバージョンアップ等は一切ありません…が!!
実は7月29日に配信されたiOS17.6で遂に「衛星経由の緊急SOS」が日本でも使用可能になっていたりすます!!
iPhone14シリーズ発表時に話題になるも、日本では使えないという状況が続いていたので、もうすっかり忘れている方が多そうですけどね…
★最後に価格比較
円安の影響もあってiPhone 14シリーズ以降(13シリーズも途中で受けましたが)価格の発表が怖かったりしますよね….。ですが
今回は無事iPhone 15シリーズからの据え置きとなりました!!
実はiPhoneのアメリカでの価格はiPhone 12シリーズ以降基本的には据え置き(※)なんで、それだけ円相場が安定していないってことなんですね。
来年のiPhone 17シリーズはどうなるか…スペック以上に気になるのは価格かもしれませんね。
※iPhone 15 Pro Maxだけ前モデルから100ドル値上がりしています。
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