iPhone14 vs iPhone13
〜14は13と比べてナニが進化したのか?〜
円安真っ只中で発表されたiPhone14シリーズ!!
さて今年のiPhoneは何処がどれだけパワーアップしたのか?
いざ調べてみても特定の新機能を掘り下げた記事ばかりで、全体的に何がどう違うのかを簡潔に説明した記事って意外と少ないですよね?
ということで、今年も目を滑らすだけでも“違い”が分かる記事を作成いたしました!!なかでも注目なのが最後にある「価格比較」。ここだって立派な違いです・・。
※本文内ではプロモデルをプロ系、非プロモデルを無印系という表記でまとめている箇所があります。
※記事内で使用している表内で赤文字は新機能、青文字は性能向上となります。
目次
SoC比較
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
チップ | A15 Bionic | A15 Bionic | A16 Bionic | |
CPU | 6コア | 6コア | 6コア | |
GPU | 4コア | 5コア | 5コア | 5コア |
Neural Engine | 16コア | 16コア | 16コア |
最新チップA16 Bionic
スマホの頭脳であるSoC。今年のiPhone14シリーズには最新のA16 Bionicが搭載されると思われましたが──
例年なら新モデルには最新のSoCが搭載されますが、今年のiPhone14シリーズに関してはプロ系には最新のA16 Bionicが搭載されたものの、無印系は前年のA15 Bionicが据え置き搭載となっています。
一応iPhone13プロ系に搭載の5コアGPU版A15 Bionicではありますが、最新iPhoneに旧SoCとなると天下のアップル様でもそういうことするんですね感が出ちゃいますね…
ということでSoC性能だけでいうと──
iPhone14プロ系>iPhone14無印系=iPhone13プロ系>iPhone13無印系
となります。
ちなみにA16 Bionicは他社SoCより処理能が40%高いと発表会で出ていましたが、A15 Bionicと比べてどうなのかは不明です。
ディスプレイ比較
iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
タイプ | OLED Super Rtina XDR | OLED Super Rtina XDR | ||||||
解像度 | 2340 x 1080ピクセル | 2532 x 1170ピクセル | 2532 x 1170ピクセル | 2778 x 1284ピクセル | 2,532 x 1,170ピクセル | 2,778 x 1,284ピクセル | 2,556 x 1,179ピクセル | 2,796 x 1,290ピクセル |
常時表示 | – | 対応 | ||||||
Refresh rate | 60Hz | 10~120Hz自動可変 ProMotionテクノロジー |
60Hz | 1~120Hz自動可変 ProMotionテクノロジー |
||||
Dynamic Island | – | 対応 | ||||||
画素密度 | 476ppi | 460ppi | 460ppi | 458ppi | 460ppi | 458ppi | 460ppi | |
最大輝度(標準) | 800ニト | 1,000ニト | 800ニト | 1,000ニト 2,000ニト(屋外) |
||||
最大輝度(HDR) | 1,200ニト | 1,200ニト | 1,600ニト |
ミニが廃版に
新機能の紹介の前に先ず触れておかなければいけないのが、iPhone12・iPhone13と続いたminiがiPhone14シリーズでは廃版となったことでしょう。
iPhone12 miniが発売されるまでネット上に存在したミニiPhone待望論は、結局はノイジーマイノリティー(声高な少数派)なものだったらしく、iPhone12 miniの販売台数は伸びず、発売1年経たずで生産終了となりました。
そしてiPhone12シリーズ発売時には既に発売までのスケジュールが組まれていたであろうiPhone13シリーズではminiは存続しましたが、この度お役目ごめんとなったわけです。
新機能:Dynamic Island(プロ系)
ダイナミックアイランド──
iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Maxに搭載された新機能で今回の目玉機能。(見た目的にも)
フロントカメラをノッチタイプからパンチホールに変更。更にパンチホールをグッと横に伸ばしカプセル型に。
重要なアラート、通知、アクティビティをリアルタイムで表示するサブディスプレイのような感じで使う事ができます。サードパーティーアプリにも対応。
フルディスプレイ化によりフロントカメラがノッチ・パンチホールという形で画面内に食い込む昨今のスマホ。Androidではアンダーパネルカメラの方向に動いていますが、なんといいますかこれはAppleの開き直りの一手という感じですね。
新機能:常時表示機能(プロ系)
iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Maxにのみ搭載された新機能で、iOS16で大幅にパワーアップしたロック画面と組み合わせてカスタマイズすることにより、天気やスケジュールなど必要な情報を常時表示する事ができます。
(ちなみにですがAndroidスマホだと割とメジャーな機能で、初搭載となると2016年発売のGalaxyS7まで遡ります)
性能向上:ProMotionテクノロジー(プロ系)
iPhone13プロ系で初めて搭載された機能で要は可変式リフレッシュレート。
iPhone13プロ系では10~120Hzでしたが、iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Maxでは1~120Hz対応となりました。
リフレッシュレートは1秒間に画面を更新する回数で、高リフレッシュレートでは滑らかな画面の動きを実現しますが消費電力が高くなります。反面、低リフレッシュレートは通常利用には向きませんが消費電力を抑える事ができます。
つまり1Hzに対応したのは常時表示機能の為という事ですね。
性能向上:最大輝度(プロ系)
屋外での最大輝度が2,000ニト、HDR最大輝度が1,600ニトとディスプレイの明るさが大幅に向上しました。
iPhone5は500ニトなので10年で4倍も明るく出来るようになったという事です。
カメラ比較(リア)
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
広角 | 1200万画素 f/1.6(絞り値) | 1200万画素 f/1.5(絞り値) | 1200万画素 f/1.5(絞り値) | 4800万画素 f/1.78(絞り値) |
超広角 | 1200万画素 f/2.4(絞り値) | 1200万画素 f/1.8(絞り値) | 1200万画素 f/2.4(絞り値) | 1200万画素 f/2.2(絞り値) |
望遠 | ─ | 1200万画素 f/2.8(絞り値) | ─ | 1200万画素 f/2.8(絞り値) |
Deep Fusion | 対応 | 対応 | ||
手ぶれ補正 | センターシフト光学式手振れ補正 | センターシフト光学式手振れ補正 | 第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正 | |
Apple ProRAW | ─ | 対応 | ─ | 対応 |
ナイトモード | 〇 | 対応 | ||
ナイトモード ポートレート (LiDARスキャナ) |
─ | 対応 | ─ | 対応 |
光学ズーム | 2倍の光学ズームアウト | 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 6倍の光学ズームレンジ |
2倍の光学ズームアウト | 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 6倍の光学ズームレンジ |
デジタルズーム | 最大5倍のデジタルズーム | 最大15倍のデジタルズーム | 最大5倍のデジタルズーム | 最大15倍のデジタルズーム |
True Tone | True Toneフラッシュとスローシンクロ | True Toneフラッシュ | アダプティブTrue Toneフラッシュ | |
Photonic Engine | 対応 | |||
フォトグラフスタイル | 対応 | 対応 | ||
マクロ写真撮影 | ─ | 対応 | ─ | 対応 |
スマートHDR | 4 | 4 |
新機能:Photonic Engine(無印系/プロ系)
Deep Fusionを画像処理のより早い段階で適用することで、劇的に画質を向上させる機能で、圧巻のディテールを提供し、繊細な質感を維持し、より優れた色合いを表現します。
プロ系はメインカメラでは最大2倍、超広角カメラでは最大3倍、望遠カメラでは最大2倍、TrueDepthカメラでは最大2倍、性能が向上しています。
性能向上:広角カメラ・ProRaw(プロ系)
クアッドピクセルの4800万画素カメラが搭載されました。4つのピクセルごとに1つの大きな2.44µm相当のクアッドピクセルにまとめることによって、実用的な12MPの写真サイズを維持しながら、明るさが足りない場所で素晴らしい撮影が可能になります。
また2倍望遠オプションも可能にし、デジタルズームを使用せずにフル解像度の写真や4Kビデオを撮影できます。
クアッドピクセルセンサーのために設計された新しい機械学習モデルにより、ProRawを4800万画素で撮影できます。
性能向上:広角カメラ(無印系)
iPhone13無印系のF値はf/1.6でしたが、iPhone14・iPhone14 PlusのF値はf/1.5に向上。
性能向上:超広角カメラ・マクロ撮影(プロ系)
1.4µmピクセルを採用し、より細部まで捉えたよりシャープな画像を実現。F値はf/1.8からf/2.2に下がりましたが、マクロ撮影機能が向上しました。
性能向上:望遠カメラ(プロ系)
改良された望遠カメラは、3倍の光学ズームを提供します。
性能向上:手ぶれ補正(プロ系)
第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正が搭載されました。
性能向上:アダプティブTrue Toneフラッシュ(プロ系)
完全に再設計され、選択した焦点距離にもとづいてパターンを変える9個のLEDが並べられています。
ビデオ比較(リア)
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
シネマティック モード |
浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)ができるシネマティックモード | 浅い被写界深度でビデオ撮影(4K HDR、最大30fps)ができるシネマティックモード | ||
ProRes ビデオ撮影 |
─ | 最大4K、30fpsのビデオ撮影 (128GBモデルは1080p、30fps) |
─ | 最大4K、30fpsのビデオ撮影 (128GBモデルは1080p、30fps) |
マクロビデオ撮影 | ─ | スローモーションとタイムラプスに対応 | ─ | スローモーションとタイムラプスに対応 |
4Kビデオ撮影 | 24fps、25fps、30fpsまたは60fps | 24fps、25fps、30fpsまたは60fps | ||
1080p HDビデオ撮影 | 25fps、30fpsまたは60fps | 25fps、30fpsまたは60fps | ||
ドルビービジョン対応 HDRビデオ撮影 |
最大4K、60fps | 最大4K、60fps | ||
1080pスローモーション ビデオ |
120fpsまたは240fps | 120fpsまたは240fps | ||
アクションモード | 対応 | |||
手ぶれ補正 | センサーシフト光学式手ぶれ補正 | センサーシフト光学式手ぶれ補正 | ||
光学ズーム | 2倍の光学ズームアウト | 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト |
2倍の光学ズームアウト | 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト |
デジタル ズーム |
最大3倍のデジタルズーム | 最大9倍のデジタルズーム | 最大3倍のデジタルズーム | 最大9倍のデジタルズーム |
ナイトモードの タイムラプス |
対応 | 対応 |
新機能:アクションモード(無印系/プロ系)
動きながらビデオを撮影している時でも、大きな揺れ、動き、振動に合わせて調整を行い、驚くほどなめらかなビデオを撮影できます。
フロントカメラ比較
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
画素数 | 1200万画素 f/2.2(絞り値) | 1200万画素 f/1.9(絞り値) | ||
シネマティック モード |
1080p、30fps | 最大4K HDR、30fps | ||
フォトグラフ スタイル |
対応 | 対応 | ||
ナイトモード | 対応 | 対応 | ||
Deep Fusion | 対応 | 対応 | ||
ボケ効果 | 対応 | 対応 | ||
スマートHDR | 4 | 4 | ||
Photonic Engine |
対応 | |||
ProRes ビデオ撮影 |
─ | 最大4K、30fps (128GBモデルは1080p、30fps) |
─ | 最大4K、30fps (128GBモデルは1080p、30fps) |
4Kビデオ撮影 | 24fps、25fps、30fpsまたは60fps | 24fps、25fps、30fpsまたは60fps | ||
ドルビービジョン対応 HDRビデオ撮影 |
最大4K、60fps | 最大4K、60fps | ||
1080p HD ビデオ撮影 |
25fps、30fpsまたは60fps | 25fps、30fpsまたは60fps | ||
1080pスローモーションビデオ | 120fps | 120fps | ||
ビデオ手ぶれ補正 | 映画レベル (4K、1080p、720p) |
映画レベル (4K、1080p、720p) |
||
スマートHDR | 4 | 4 |
新機能:Photonic Engine(無印系/プロ系)
※3.カメラ比較(リア)の該当項目をご参照ください
性能向上:F値(無印系/プロ系)
画素数はiPhone13シリーズとiPhone14シリーズで変わりはないが、F値がf/2.2からf/1.9に向上。
性能向上:シネマティックモード(無印系/プロ系)
iPhone13シリーズでは1080p、30fpsでの撮影でしたが、iPhone14シリーズでは最大4K HDR、30fpsに向上。
性能向上:オートフォーカス対応(無印系/プロ系)
インカメラがiPhoneシリーズで初のオートフォーカスに対応した。
通信機能比較
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
5G | 4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz) | 4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz) | ||
4G | ギガビットLTE | ギガビットLTE | ||
3G | UMTS/HSPA+ DC-HSDPA CDMA EV-DO Rev. A(一部のモデル) |
UMTS/HSPA+ DC-HSDPA |
||
2G | GSM/EDGE | GSM/EDGE | ||
Wi-Fi | MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) | MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) | ||
衛星 | ?? | |||
Bluetooth | 5.0 | 5.3 | ||
GPS | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou | 高精度2周波GPS(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou) |
新機能:衛星通信(無印系/プロ系)
低軌道衛星を利用した衛星通信機能が搭載され、アメリカとカナダでは11月からサービス開始。
アップルと米Globalstarの提携で行われるサービスの為、日本でこのサービス利用する事はできません。
ただし、Globalstarが衛星通信で使用する電波帯n53は日本のモデルでも対応しているので、アメリカ・カナダに行けば使える可能性はあるかもですが…まぁ現時点では情報不足で使えるとも使えないとも言えない状況です。
※Apple USAの仕様にはEmergency SOS via satelliteと記載されていますが、Apple Japanの仕様には記載はありません。
性能向上:Bluetooth(無印系/プロ系)
iPhone13シリーズはver5.0でしたが、iPhone14シリーズではver5.3に対応。
性能向上:GPS精度
iPhone14 Pro・iPhone14 Pro MaxのみL1周波数と新しいL2周波数の2周波GPSに対応。障害物も通り抜けて通信できるので建物の中でもより高精度な位置情報を得る事ができます。
センサー比較
iPhone 13 無印系 | iPhone 13 プロ系 | iPhone 14 無印系 | iPhone 14 プロ系 | |
---|---|---|---|---|
LiDARスキャナ | ─ | 対応 | ─ | 対応 |
3軸ジャイロ | 対応 | 対応 | ||
加速度センサー | 対応 | 対応 | ||
近接センサー | 対応 | 対応 | ||
環境光センサー | 対応 | 対応 | ||
気圧計 | 対応 | 対応 | ||
衝突事故検出 | 対応 |
新機能:衝突事故検出
搭載されている様々なセンサーと膨大な事故データを利用して、振動・衝撃・気圧の変化・音等といった複合的な情報から自動車事故を検知し、iPhoneを手動で動かさなくても数秒後に自動で緊急通報が行われまます。
また、この機能はiPhone14シリーズと同時に発表されたApple Watch Series 8・第2世代AppleWatch SE・Apple Watch Ultraにも搭載されています。
とても重要な新機能ですが、使うことがない方が幸せな機能ですね。
その他の比較
iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | 131.5 × 64.2 × 7.65 mm | 146.7 × 71.5 × 7.65 mm | 160.8 × 78.1 × 7.65 mm | 146.7 × 71.5 × 7.80 mm | 160.8 × 78.1 × 7.80 mm | 147.5 × 71.5 × 7.85 mm | 160.7 × 77.6 × 7.85 mm | |
重さ | 140g | 173g | 203g | 238g | 172g | 203g | 206g | 240g |
容量 | 128GB/256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB/1TB | ||||
バッテリー | 最大17時間のビデオ再生 最大55時間のオーディオ再生 |
最大19時間のビデオ再生 最大75時間のオーディオ再生 |
最大22時間のビデオ再生 最大75時間のオーディオ再生 |
最大28時間のビデオ再生 最大95時間のオーディオ再生 |
最大20時間のビデオ再生 最大80時間のオーディオ再生 |
最大26時間のビデオ再生 最大100時間のオーディオ再生 |
最大23時間のビデオ再生 最大75時間のオーディオ再生 |
最大29時間のビデオ再生 最大95時間のオーディオ再生 |
充電 | 30分で最大50%充電(別売りの20W以上のアダプタを使用) | 35分で最大50%充電(別売りの20W以上のアダプタを使用) | 30分で最大50%充電 (別売りの20W以上のアダプタを使用) |
35分で最大50%充電 (別売りの20W以上のアダプタを使用) |
30分で最大50%充電 (別売りの20W以上のアダプタを使用) |
35分で最大50%充電 (別売りの20W以上のアダプタを使用) |
||
本体素材 | Ceramic Shieldの前面 航空宇宙産業レベルのアルミニウム |
Ceramic Shieldの前面 医療に使われるレベルのステンレススチール |
Ceramic Shieldの前面 航空宇宙産業レベルのアルミニウム |
Ceramic Shieldの前面 医療に使われるレベルのステンレススチール |
||||
カラー | PRODUCTレッド/スターライト/ミッドナイト/ブルー/ピンク | グラファイト/ゴールド/シルバー/シエラブルー | PRODUCTレッド/スターライト/ミッドナイト/ブルー/パープル | スペースブラック/ゴールド/シルバー/ディープパープル | ||||
防水防塵 | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | ||||||
認証 | Face ID | Face ID | ||||||
SIM | デュアルSIM(nano-SIM +eSIM) デュアルeSIM(eSIM+eSIM) |
nano-SIM +eSIM eSIM+eSIM |
性能向上?:バッテリーに関して
毎度のことですがAppleは公式でバッテリー容量をアナウンスしません。
表で比較してみるとバッテリー持ちが若干向上しているようにも見えますが、これはハードウェアの機能でバッテリー消費を抑えているだけで、純粋にバッテリー容量を増やしたわけではないかもしれません。
発売すれば分解情報が出ると思いますので、バッテリー容量知りたい方はもう暫く待ちましょう。
価格比較
iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
128GB |
¥99,800
発売時 ¥86,800 |
¥117,800
発売時 ¥98,800 |
¥144,800
発売時 ¥122,800 |
¥159,800
発売時 ¥134,800 |
¥119,800 | ¥134,800 | ¥149,800 | ¥164,800 |
256GB |
¥114,800
発売時 ¥98,800 |
¥132,800
発売時 ¥110,800 |
¥159,800
発売時 ¥134,800 |
¥174,800
発売時 ¥146,800 |
¥134,800 | ¥149,800 | ¥164,800 | ¥179,800 |
512GB | ¥144,800
発売時 ¥122,800 |
¥162,800
発売時 ¥134,800 |
¥189,800
発売時 ¥158,800 |
¥204,800
発売時 ¥170,800 |
¥164,800 | ¥179,800 | ¥194,800 | ¥209,800 |
1TB | – | – | ¥219,800
発売時 ¥182,800 |
¥234,800
発売時 ¥194,800 |
– | – | ¥224,800 | ¥239,800 |
iPhone14シリーズの価格をiPhone13シリーズと比較すると、
iPhone14はiPhone13から2,000円の値上がり
iPhone14 ProはiPhone13 Proから5,000円の値上がり
iPhone14 Pro MaxはiPhone13 Pro Maxから5,000円の値上がり
と、一見良心的な価格差に見えますが、皆様ご存知の通り円安の影響でiPhone13シリーズは2022年7月1日に値上がりしています。
つまり、iPhone14発表直前のiPhone13シリーズの価格は1度値上がりした価格であり、2021年9月24日の発売時の価格ではありません。
ということで、iPhone14シリーズの価格をiPhone13シリーズ発売時の価格と比較し直してみると、
iPhone14はiPhone13から21,000円~30,000円の値上がり
iPhone14 ProはiPhone13 Proから27,000円~42,000円の値上がり
iPhone14 Pro MaxはiPhone13 Pro Maxから30,000円~45,000円の値上がり
とんでもない値上がりです…いやはやいやはや(汗)
※iPhone14シリーズは日本人の感覚だとかなり高額化したようにみえますが、それでもまだアメリカに次いで2番目に安かったりします。
まとめ
目玉機能の1つ衛星通信は日本では使えませんが、Dynamic Islandや更にパワーアップしたカメラなど今年も盛り沢山の新型iPhoneではありますが…
正直、こと日本においては最新機能がどうのこうのというよりも、上の項目で取り上げた価格が1番の話題かなと。
毎年最新モデルに買い替えられる方からも「今年はスルーで」という声が聞こえてきたりもします。
特に無印系の場合は目新しい機能もない上にSoCが旧モデルのA15 Bionicということもあり、 iPhone14・iPhone14 Plusではなく中古でiPhone13プロ系に流れるのではないでしょうか?
円安の影響による超高価格化は日本でのiPhone神話に一石を投じる流れを作るかもしれませんね。
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