iPhone13シリーズ解説

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iPhone13シリーズのモデルによる違いを解説

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新型iPhoneであるiPhone13シリーズが発売され盛り上がり見せていますが、
買い替えたいけど「モデル間にどういう違いがあるのか分からないので何を買えばいいか迷ってしまう」とお悩みの方も多いのでは?

ということでそんなお悩みを解決すべくiPhone13シリーズのモデルによる相違点を分かりやすく解説していきたいと思います。

iPhoneシリーズの変遷

iPhoneのナンバリングモデルが1度に複数台発売されるようになったのは2014年発売のiPhone6からで、以降下記のように徐々に増えています。

  • 2014年 2モデル ⇒ iPhone6/iPhone6Plus
  • 2015年 2モデル ⇒ iPhone6s/iPhone6sPlus
  • 2016年 2モデル ⇒ iPhone7/iPhone7Plus
  • 2017年 3モデル ⇒ iPhone8/iPhone8Plus/iPhoneX
  • 2018年 3モデル ⇒ iPhoneXS/iPhoneXSMax/iPhoneXR
  • 2019年 3モデル ⇒ iPhone11/iPhone11Pro/iPhone11ProMax
  • 2020年 4モデル ⇒ iPhone12mini/iPhone12/iPhone12Pro/iPhone12ProMax
  • 2021年 4モデル ⇒ iPhone13mini/iPhone13/iPhone13Pro/iPhone13ProMax

そして今年は昨年のiPhone12シリーズと全く同じ構成の4モデルとなります。

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この4モデルを、

  • SoC(情報処理性能)
  • ディスプレイ
  • リアカメラ(写真)・リアカメラ(動画)・フロントカメラ
  • 通信・その他(サイズ、重さなど)

この項目に分けてみていきます。

それではiPhone13シリーズの詳細を見ていきましょう。

※この記事では
iPhone13mini・iPhone13をまとめて【無印系】、
iPhone13Pro・iPhone13ProMaxをまとめて【プロ系】と表記しています。

SoC

モデル iPhone 13 無印系 iPhone 13 プロ系
SoC チップ A15 Bionic
CPU 6コア
GPU 4コア 5コア
Neural Engine 16コア

モデルによるSoC性能の違い

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  • 無印系間⇒なし
  • プロ系間⇒なし
  • 無印系とプロ系間⇒GPUのコア数

SoCに関してはGPUコア数に違いを持たせ、無印系とプロ系の間に性能差を授けています。

そう言えば発表会でAndroidのチップは弊社の2年遅れでこのチップでさらに差が開きますといってましたが
──まぁそれだけA15Bionicが凄いチップなんだと解釈しておきましょう。

ちなみにCPUは演算担当でGPUはグラフィック担当です。

そしてNeuralEnjineですが、アップルは詳細をだしていませんが写真加工・画像処理・siriなどに使われれる機械学習に特化した処理システムだと言われています。

ディスプレイ

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モデル iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
ディスプレイ サイズ 5.4インチ 6.1インチ 6.1インチ 6.7インチ
タイプ OLED Super Retina XDR OLED Super Retina XDR OLED Super Retina XDR
解像度 2340 x 1080
ピクセル
2532 x 1170
ピクセル
2532 x 1170
ピクセル
2778 x 1284
ピクセル
Refresh rate 60Hz 10~120Hz自動可変
ProMotionテクノロジー
10~120Hz自動可変
ProMotionテクノロジー
画素密度 476ppi 460ppi 460ppi 458ppi
最大輝度(標準) 800ニト 1,000ニト
最大輝度(HDR) 1,200ニト 1,200ニト

モデルによるディスプレイ性能の違い

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  • 無印系間⇒サイズ、解像度、画素密度
  • プロ系間⇒サイズ、解像度、画素密度
  • 無印系とプロ系間⇒サイズ(無印とProは同じ)、解像度(無印とProは同じ)、リフレッシュレート、最大輝度(標準)

※解像度、画素密度はサイズの違いにより生じます

最重要なのはやはりProMotion搭載か否かでしょう。

ProMotionとは自動的にリフレッシュレートを切り替える機能で、コンテンツに合わせて10Hz~120Hzの間で自動可変します。

リフレッシュレート120Hz駆動はiPadPro2020が対応していますが、iPhoneシリーズでは初となります。

リアカメラ(写真)

モデル iPhone 13 無印系 iPhone 13 プロ系
カメラ 望遠 × 1200万画素 f/2.8(絞り値)
広角 1200万画素 f/1.6(絞り値) 1200万画素 f/1.5(絞り値)
超広角 1200万画素 f/2.4(絞り値) 1200万画素 f/1.8(絞り値)
Deep Fusion
Apple ProRAW ×
ナイトモード
ナイトモードポートレート
(LiDARスキャナ)
×
手ぶれ補正 センサーシフト光学式手振れ補正
光学ズーム 2倍の光学ズームアウト 3倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
6倍の光学ズームレンジ
デジタル ズーム 最大5倍のデジタルズーム 最大15倍のデジタルズーム

モデルによるカメラ性能の違い

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  • 無印系間⇒なし
  • プロ系間⇒なし
  • 無印系とプロ系間⇒望遠レンズの有無、絞り値、AppleProRAW、ナイトモードポートレート、光学ズーム、デジタルズーム

iPhone12シリーズでは無印系とプロ系の間にだけでなく、プロの間にも性能差がありましたが、iPhone13シリーズではプロ系間の性能差がなくなりました。

さらにiPhone12シリーズではProMaxのみの機能だったセンサーシフト光学式手ぶれ補正が、iPhone13シリーズでは標準機能となっています。

リアカメラ(動画)

モデル iPhone 13 無印系 iPhone 13 プロ系
ビデオ シネマティック モード 浅い被写界深度でビデオ撮影
(1080p、30fps)
ProResビデオ撮影 × 最大4K、30fpsのビデオ撮影
(128GBモデルは1080p、30fps)
4Kビデオ撮影
手ぶれ補正 センサーシフト光学式手振れ補正
光学ズーム 2倍の光学ズームアウト 3倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
デジタルズーム 最大5倍のデジタルズーム 最大15倍のデジタルズーム
ナイトモードの タイムラプス

モデルによるビデオ性能の違い

  • 無印系間⇒なし
  • プロ系間⇒なし
  • 無印系とプロ系間⇒ProResビデオ撮影、光学ズーム、デジタルズーム

iPhone13シリーズ最大の売りでもあるシネマティックモードは全モデル共通なので、ビデオ性能に関してはProResの有無とズーム性能で無印系とプロ系が差別化されています。

フロントカメラ

モデル iPhone 13 無印系 iPhone 13 プロ系
TrueDepthカメラ 画素数 1200万画素 f/2.2(絞り値)
スマートHDR 4
フォトグラフ スタイル
ナイトモード
Deep Fusion
ボケ効果
シネマティック モード
ProResビデオ撮影 × 最大4K、30fps
(128GBのモデルでは1080p、30fps)
4Kビデオ撮影 24fps、25fps、30fps
または60fps
HDRビデオ撮影 ドルビービジョン対応
(最大4K、60fps)
1080p HDビデオ撮影 25fps、30fps
または60fps
ビデオ手ぶれ補正 映画レベル
(4K、1080p、720p)

モデルによるフロントカメラ性能の違い・無印系間⇒なし

  • プロ系間⇒なし
  • 無印系とプロ系間⇒ProResビデオ撮影

フロントカメラの性能差はProResビデオ撮影のみとなります。

ProRes撮影はプロ向けの撮影機能で、圧縮率が低く高品質の動画撮影を可能としますが、なんと1分の動画で6GBを消費するとか…

プロ系でも128GBモデルがProRes非対応なのはそういうわけです。

通信

モデル iPhone 13 無印系 iPhone 13プロ系
通信 Wi-Fi MIMO対応Wi‐Fi 6(802.11ax)
Bluetooth 5.0
回線 5G/4G/3G/2G

モデルによる通信性能の違いなし

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通信に関しては無印系プロ系間に違いはなく全く同じ仕様で、対応する周波数帯に関しても同様です。

あえて違いを書くとすれば、余談の範疇になりますが『北米版はミリ波対応ですが日本版は非対応』という感じで、周波数帯に関してはモデルではなく販売国によっての違いがあります。

その他

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モデル iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
その他 サイズ 131.5 × 64.2 × 7.65
mm
146.7 × 71.5 × 7.65
mm
146.7 × 71.5 × 7.65
mm
160.8 × 78.1 × 7.65
mm
重さ 140g 173g 203g 238g
容量 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB/512GB/1TB
本体素材 Ceramic Shieldの前面
航空宇宙産業レベルの
アルミニウム
Ceramic Shieldの前面
医療に使われるレベルの
ステンレススチール
カラー PRODUCTレッド
スターライト
ミッドナイト
ブルー
ピンク
グラファイト
ゴールド
シルバー
シエラブルー
防水防塵 IP68 IP68
認証 Face ID Face ID
SIM nano-SIM+eSIM/
eSIM+eSIM
nano-SIM+eSIM/
eSIM+eSIM
発売 2021年9月24日 2021年9月24日

その他

  • 無印系間⇒サイズ、重さ
  • プロ系間⇒サイズ、重さ
  • 無印系とプロ系間⇒サイズ、重さ、容量、本体素材、カラー

※サイズに関しては無印とProが同サイズ

本体素材・デザイン面で無印系とプロ系に違いがあるのは当たり前。

その他の項目で敢えて大きく取り上げるとするなら…ストレージ容量1TBモデルの有無位でしょうか?

1TB(1000GB)とか必要ないでしょうと思われるかもしれませんが、上の項目でも書いたようにProRes撮影はとんでもなく容量を喰います。

なのでシネマティックモードでガッツリ映画監督気分を味わいたいというような方には必要な容量という事ですね。

総括

モデル構成・デザインがiPhone12シリーズを踏襲していたため外見に目新しさはありませんが、
SoCの性能が向上しカメラ性能もセンサーシフト手ぶれ補正が全モデルに搭載されるなど、かなりのパワーアップを果たしています。

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特に1番の売りにしているシネマティックモードは、撮影後の動画にフォーカス変更を加えることができ奥行きのある映画の様なムービーを簡単に作る事ができます。

正にその性能を存分に活かした画期的な機能だといえるでしょう。

但し、残念な点が2点。

先ずは指紋認証非対応、次いでリフレッシュレート。

指紋認証に関しては言わずもがなですね。マスク着用が基本のこのコロナ禍においてFaceIDのみというのはいかがなものなのか?

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SoCでディスったAndroid機は基本指紋認証又は指紋認証と顔認証の両方という構成です。

コロナ禍前から開発が進んでいたであろうiPhone12シリーズはしょうがないとしても、iPhone13シリーズは間に合ったのではないかと…

そしてリフレッシュレート
プロ系は最大120Hzの可変式起動に対応していますが、無印は60Hz…

こちらもSoCでディスったAndroid機を例に出すと既にハイエンド機は120Hzは当たり前でそれ以上のものも存在し、
エントリークラスなのに90Hz駆動のディスプレイを搭載したものまで発売されています。

来年の新型発売の頃にはコロナが収束していて欲しいものですが、コロナ関係無く指紋認証は必要と思われている方も多いですし、
高額スマホは既にリフレッシュレート120Hz駆動が当たり前の時代なっているので、この2点に関しては正直期待外れでした。

以上iPhone13シリーズのモデルによる違いを、カタログだけでは分からないAndroid機との違いを少し載せて解説させていただきました。

最後に

では最後に迷った時の選び方を──

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  • ゲームやカメラをガッツリ楽しみたい方はプロ系。
  • プロ系は予算オーバーという方は無印系。
  • あとは現物を見て大きさとカラーを選ぶ。

個人的にはこういう選び方で大丈夫だと思いますが、せっかく最新iPhoneを購入するのであればmini狙いじゃ無い限りはプロ系で選ぶのがベストだと思います。

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